アジャイルひよこクラブの勉強会に再び参加したお話。
何が大事?「マインドセット」だ! という、
アジャイルひよこクラブ が主催する勉強会に参加してきました。
どんなイベント?
- 開発現場の改善を志す人が集い、有識者に悩みを相談しつつ、いつの日か「にわとり」になることを目指す! そんなイベント。
- 「困っていることがある」「開発現場をもっと良くしたいと思っている」そんな人たちが明日からすぐにアクション出来るようなインプットを持ち帰るための場。
- 今回のテーマは
何が大事?「マインドセット」だ!
やったこと
登壇の拝聴
LTを3つ、メインスピーカーの計4名の登壇を拝聴。
- ke-ta-fさん 「マインドセット地獄絵図」
- warppy251さん 「僕のマインドセットは何がきっかけで変わったのか」
- Satoshiさん 「開発未経験者が語る、若手が成長できるスクラムの視点」
- うゑのさん 「マインドセットが変わるって本当ですか?」
その時のグラレコ
お悩み相談
OST形式で、テーブルごとに話したいテーマについてディスカッション
自分のテーブルでは「アジャイルになれない人たちをどうアジャイルに促していけるか?」についてがテーマに
しかし具体的なTryまで議論が至らず・・・
わかったこと
- 「マインドセット」というテーマの難しさに気づいた
- OST形式を十分に活かし切れていない自分に気づいた
- 正直、自分の疑問に突破口を見出せる話題にならなかったので、潔くテーブルを移る選択肢もあった
- 自分のテーブルの話題が発展することを期待し結局そのまま居てしまった
- 話を引き出す議論のアシストや、付箋を活用した話題のまとめはうまくやれてた気がする
その時のFun/Done/Learnがこちら
次やること
- OSTにおける自分の立ち回りをもう少し変えてみる
- 限られた時間で、いろいろな議題に耳を傾けてみたい
おわりに
「マインドセット」についてというのは、
皆が大事だと思っているけど、とてもデリケートな割にはふわっとしていて
本当に難しいテーマだなと改めて感じた。
チームメンバーの価値観は人それぞれ。
人は他人を変えられない。
きっかけを与えられたとしても、変わるのはその人自身。
これを話し合うには時間が足らなさ過ぎたな、と思いました。
開催者の皆様、ご参加の皆様、貴重なお時間をご一緒させていただき
ありがとうございました。
次回のアジャイルひよこクラブは、
アジャイル導入はじめの一歩
というテーマだそうです!!
React Hooks に触れてみた。
業務でReactを使う機会があり、
またその機能の一つで今年正式版となったフックについて学んだので、
その備忘録。
React Hooksって何か?
React 16.8から導入された機能。
state
などのReactの機能を、クラスを書くことなく使えるようになる。
詳しくは、公式ドキュメントを参照。
フック使用有無の違い
単純なカウントアップアプリを例にすると、
例えば従来なら
export class Sample extends React.Component { constructor(props) { super(props) this.state = { count: 0 } } render() { const {count} = this.state return ( <div> <b>number: {count}</b> <button onClick={() => this.setState({count: count + 1})}> </div> ) } }
というような書き方をしていた箇所が、
export const Sample = () => { const [count, setCount] = useState(0) return ( <div> <b>number: {count}</b> <button onClick={() => setCount(count + 1)}> </div> ) }
このように書けるようになる。
ちなみにこちらはフックの機能の一つであるuseState
を使った例。
従来constructorの中で定義していたstateを、
フックでは変数とsetterを合わせて定義。右辺の引数に入っているのは初期値。
定義されたsetterがコールされることで、従来のsetStateと同じくレンダリングが行われる。
他にも、useEffect
、useContext
がある。
何が利点なの?
触ってみて感じたこと。
- stateの項目1つ1つに対してsetterが用意され、直感的に使用できる。従来の
setState
のように余計なオブジェクトの生成をする必要がない。 - 従来はstateを管理するコンポーネントはクラスであったが、フックの登場により、クラスを全く使わないでコードが書けるようになる。
- クラスを使わなくなることで、コードがメソッド単位で完結するので、よりシンプルになる。
まだまだ勉強中なので、
学んだことをどんどん貯めていきたい。
Scrum Inc. の認定スクラムマスター(LSM)になりました。
先日、認定スクラムマスター研修に参加してきました。
LSMって?
- Licensed Scrum Masterの略
- Scrum Inc. が実施している、スクラムマスター向けの研修
- 2日間の研修受講後、試験で一定以上の成績を修めることで、晴れて合格、認定スクラムマスターとなる
- スクラム経験有無に関係なく、誰でも受講可能
- 研修についてのページはこちら。
やったこと
2日間の研修は、実際にSprintで行う形式を想定し、
各Sprintの冒頭で計画し、最後にふりかえりを行う流れ。
研修のトレーナーは Joe Justice 氏と、 和田 圭介 氏。
Joeさんの講義は英語で進行するが、同時通訳が聞けるので学びに問題なし。
※研修のネタバレにならない程度に
1日目(Sprint1&2)
- まず、6名1組でチームを作る
- Scrum経験歴がバラバラに、かつ知らない人と
- チーム名を決める
- チーム内のロールも決める
- 完成したチームで2日間を過ごす
- 座学とワークショップ
- 主にScrumのフレームワークについて
- スクラムマスターが置かれる状況のケーススタディ
2日目(Sprint3&4)
- 座学とワークショップ
- 主にスクラムイベントについて
- Q&Aで参加者の疑問をクリアにする
試験
- 研修が終わって翌日、Webで受験する用のURLが送られてくる
- 30個ある問題に4択で答えていくスタイル
- 回答を送信すると合否がすぐに分かる
- 合格すると、その場で認定証と名刺用のバッジがもらえる
- 1回までやり直し可能、それ以降は1回につき一定の追試料が必要
しっかり、1発で合格。
その他
- 昼食はお弁当が支給され、コーヒー・お菓子・お茶なども用意されていた
- 休憩時間も研修のうち
- チームメイトと沢山意見交換
- チームランチ盛り上がった
- 繋がり大事
- 2日間をチームと一緒に過ごすだけではなく、1日目終了後に懇親会もあった
- 名刺は必要(自分は連日の勉強会のおかげで手持ちが数枚しかなかった...)
感想
- 改めてScrumの基礎知識を得ることができた
- 自分が数年間、手探りで現場でやってきたScrum(と信じるやり方)と比較することで、自身のベースの再構築(UNLEARN)ができた
- 1人で学ぶのではなくチームで、会場全体での学びを共有することがとても楽しかった
- 参加者の中で自分はScrum経験長い方で、自分の拙い経験が共有に役立てたことも嬉しみ
- 開発をアジャイルにしていくには、マインドセットをアジャイルにする必要があることを再確認した
- というかマインドがないとアジャイルは体現できない
- チームも、管理職も、経営層も
- スクラムマスターはチームを「幸せ」にする、という言葉が響いた
次にやること
- 学びと気づきを現場に活かす
- 資格はあくまで資格。一番大事なのは現場での経験を重ねること。
- 得たものは大きい。一度に沢山は変えず、一つ一つ導入して確かめていく。
- 自社にアウトプットする
- 貴重な勉強の機会を与えてくれたことに感謝。
- でも勉強しなきゃいけないのは現場だけじゃない。
- 管理職・経営層、あなたたちも変わらないといかんのよと伝えたい。
- 今回組んだチームの人たちに、改めて感謝したい。
- 互いに連絡先交換したし、どこかで再会できるといいなぁ。
ピヨラムマスターがアジャイルひよこクラブに初参加した話。
楽しい場を作るためのファシリテーションとは? という、 アジャイルひよこクラブ が主催する勉強会に参加してきました。
どんなイベント?
- 開発現場の改善を志す人が集い、有識者に悩みを相談しつつ、いつの日か「にわとり」になることを目指す! そんなイベント。
- 「困っていることがある」「開発現場をもっと良くしたいと思っている」そんな人たちが明日からすぐにアクション出来るようなインプットを持ち帰るための場。
- 今回のテーマは「楽しい場を作るためのファシリテーションとは?」
やったこと
LTを2つ、メインスピーカーの系3名の登壇を拝聴。
- ざっくりあらすじノートがこちら
メインスピーカーによる「『楽しい場』とは?『そうするためにやること』は?」というテーマで、
テーブルに座っているメンバー同士で2,3分ディスカッション- このディスカッション結果発表にて、なんと発表者に選ばれるアクシデントwwww
- 初めてマイクを持って数分喋ることに
アジャイルお悩み相談
- OST形式で、テーブルごとに話したいテーマについてディスカッション
- ここでは自分がうまくいってない「ふりかえり」について聞きたかったが、逆に聞かれて助言する立場に
わかったこと
- 同じテーブルに座ったメンバーの中で自分のみがアジャイル経験者だったが、その立場からでも助言できることはあるとわかった
- 雰囲気のおかげかマイク持っても意外と緊張しなかった
その時のFun/Done/Learnがこちら
と、自分のFun/Done/Learn
次やること
- 今回学んだことを、次の業務に活かす
- コーチの立場とまではいかなくても、スクラムチームにアドバイスを促せるようになる、その道を探るのも悪くないかもしれない・・・
- 気持ちに余裕があれば、LT登壇に飛び込んでみたい。飛び込んだ後のことは知らないww
おわりに
- OST的な、参加者で語り合うテーマを決めるスタイルの勉強会、やっぱり好きだなと思いました。
- 「ファシリテート」「ふりかえり」というそれぞれのワードの界隈で超有名な方々の登壇を聞けた、非常に貴重な時間でした。
- ひよことして今回参加してみたけど、アジャイル経験ペーペーながらも、経験則からそれなりに助言や会話が出来ることがわかってうれしかった。
開催者の皆様、ご参加の皆様、貴重なお時間をご一緒させていただき
ありがとうございました。
次回のアジャイルひよこクラブは、10/18(金)開催、 「何が大事?「マインドセット」だ!」というテーマだそうです!!
テスト駆動開発ビギナーがTDD飲み会に飛び込んだお話。
テスト駆動飲み会 という名の勉強会に参加してきましたので、
そのレポートです。
テスト駆動飲み会とは?
- ペアで・モブで、プログラミングを楽しむイベント
- お酒をたしなみながらテスト駆動開発にノンビリ取り組む
- 何に取り組むかは、当日集まった人たちで決める
- 「TDDやること」よりも「飲む・食べる」が何より優先される (!!)
当日やったこと
ガイド役の やっとむ さんがイイ感じにサポートしてくださったり、
TDD経験者がイイ感じにサポートしたりして、
初心者にもやさしく、経験者にとってはプロセスのいい復習になったりと、
どんなステータスにいる参加者にとっても有用な勉強会になっていたと思いました。
そしてそれを「ええなぁ」と傍観者的な立場で見ながら酒やツマミを楽しんだり・・・
そんなハイレベルな方々の肴にもなったりしていたようですwww
わかったこと
テスト駆動のテーマとして選ばれたのが「bash」だったこと、
かつ参加者のなかでテスト駆動の経験者がさほど多くなかったからか、
言語の細かい仕様で詰まったり、
テスト駆動のやり方そのもので手間取ったりがあって、
終始手探りでしたが、参加者全員で一緒に考えて行動する、
自己組織的な会になっていたような気がします。
考えれば考えるほど酒が進む、思考回路が歪む・・・
それもイイ感じに作用したりカオスになったり・・・
だがそれがイイ!!
次にやりたいこと
- TDDやったことない、若い人に出てもらうようにプッシュしたい。
- こんなにハードル低く、気軽にTDDの世界に入れるようなイベントは他にない
- 他のTDDイベントに参加してみたい
- 参加者との会話から、「TDDワイワイ会」なるイベントに誘っていただいたので、そこに飛び込んでみたい。
- 同じ志を持つイベント、かつこのイベントが導いた縁!
- 個人でも出来るTDDの復習をする。
- ナビゲーターの立場になった人がドライバーをどう導くか、それ以前にTODOリストをどれだけ具体的に決められるか
おわりに
- とにかく、TDDやったことない人に 熱く 推薦できるレベルでおススメできるイベントでした。
- 「勉強会」なんて堅苦しいものじゃない。と強く言えるからこそ。(かと言ってただの遊びで終わらない)
やっとむさん・てらひでさんはじめ、ナビゲーターの皆様、参加者の皆様、
素敵な体験をさせていただき、どうもありがとうございました。
Scrum Masters Night! No.25 に参加してきました。
先日行われた、Scrum Masters Night! No.25に参加してきました。
Scrum Masters Night! とは
オープンスペーステクノロジー(OST)で運営される、スクラムマスターのための、スクラムマスターによる課題解決型イベント。
OST について
- Open Space Technology の略
- ディスカッションの手法の一つ
- 主催者から提示された大きなテーマから、参加者が「解決したい課題」「議論したい課題」を持ち寄って、小さなグループで自己組織的に対話を行う
- 原理や原則については、以下サイトが詳しい
参加したセッション
スクラムで取るべきメトリクスについて
この課題について意見を聞きたく、課題として提案。 他の方も同じような課題を持ってきていて、その方の課題が議題として採用されたので、そちらに参加することに。 議論に参加された方々が取っているメトリクスの主なものとしては、
- バーンダウン
- ストーリーポイント
- タスク時間見積もりの実績の誤差
このあたりだそうで。大体自分も同じような感じでした。
チームの成長を計測するための指標はどんなものがあるかなぁ?と聞いたら、
「どう成長してほしいか?のToBe像によるから、ピンポイントでコレ!といったものはないんじゃなね?」
という感じでした。
スクラムに向く人、向かない人
最初のテーマのディスカッションにかなりの時間滞在していたので、あまり参加できなかったけど・・・
チームビルディングのための参考になるかも、と思い参加。
- 動こうとしない、保守的、自分で抱えるタイプは向いてない
- 自分から学びに行く、チャレンジする、すぐに動く、困ったら頼るタイプは向いている
など、自己組織化できている・または自己組織化に貢献できるマインドを持っているかどうかが、
向く・向かないの焦点になっている、という感じでした。
また、Devとしてだけではなく、POに向く・向かないの話が出て来ていたのも、
スクラムマスターならではの悩みだなと感じました。
終わりに
こういったOST形式の勉強会参加は初めてでしたが、その場に集まった全員がファシリテーターとして、自主的に議論を進めていくので、ものすごく議論の流れが速く、沢山刺激を頂きました。
会場もリラックスしてディスカッションできる場で、時間もあっという間に流れていきました。
主催の皆様、参加者の皆様のおかげで、非常に充実したひと時となりました。ありがとうございました。
『Agile Japan 2019』、参加しました。
曲がりなりにもアジャイルな開発に携わる人間として、
一度は参加しなければいけない!と思っていたカンファレンス。
それが『Agile Japan』。
昨年は存在を知った時にはすでに申込期限切れで参加できず。
悔しい思いをして1年越し、
やっと参加することが叶いました!!
Agile Japanとは?
参加したセッションと学び
基調講演① マネージャー不在の洞窟コンセプト
GROOVE X 林 要 氏
- フラットな組織を作るとは、マネージャーはただ不在にさせるのではなく、従来マネージャーが担っていた機能を分散させる
- 組織はただフラットにするのではなく、船頭は1人に
- ラーニングアジリティを大事に
基調講演② アジリティネイティブを表現する ITマネージメント
SOMPOシステムズ株式会社 浦川 伸一 氏
※非公開のため割愛
DXを実現するためにユーザー企業とSI企業が取るべき3つのステップ
レバレジーズ株式会社/レバテック株式会社 森實 繁樹 氏
- DXとは「ビジネスとシステムが世界を変える」こと
- アジャイル=>価値を共有し、考え方の方針(原則)を設定し、具体的に現場で実践していく
- 開発を取り巻くステークホルダー全てをひっくるめて、全員が共創する世界を作るのは経営者
IT子会社に立ちはだかるKPIのかべ
リコーITソリューションズ株式会社 田端 聖也 氏
- アジャイルな開発を進めて行って壁にぶつかった時には「むきなおり」を
- 価値を届けるためには、役割を超える
今日からアジャイルで開発します!7年間続いたWF型自宅開発をAgileに転換
株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ 内田 済 氏
株式会社富士通ラーニングメディア 森近 佑次 氏
※非公開のため割愛
ちゃんとPoCやろうよ
KDDI 川上 誠司 氏
- PoCとは「ただ作るだけ」「単なる技術検証」のことではなく、価値を導き出すための手段
- インセプションデッキの1枚目(我々はなぜここにいるのか)にこだわる
- 計測できる指標が大事
省庁初のアジャイル開発プロジェクト担当者が官・民それぞれの立場で現場の裏側を語ります!
ANNAI Inc. 太田垣 恭子 氏
経済産業省 酒井 一樹 氏
※非公開のため割愛
アジャイル組織の立ち上げの失敗・苦労とその先に見る夢
ソフトバンク株式会社 伊藤 龍司 氏
ソフトバンク株式会社 堀内 琢矢 氏
- 安易(3か月に一度とか)にチーム拡張(分割、メンバー入れ替え)はしない。学習コストが高すぎる。
- 経験値がない、知識がないことの学習・検証は、スプリントゼロでの計画がカギ。必ずしも全部やる必要はないが、スケジューリングが肝。
感想
- DevLoveXに続いて2度目の大規模カンファレンス参加。
- 日々の業務の範囲に留まった世界では得られない、様々な企業・職種・生き方の方々と意見交換したことで、「自分は今どこにいるのか」「なぜここにいるのか」を改めて認識するいい機会となった。
- 今回のテーマ(ビジネスとITをつなぐ)から、参加したセッションの多くに、「DX」というワードがあった。
- 顧客と開発者が「共に創る」ことを真剣に考えて促せられる、そんなスクラムマスターになりたい、と思ったひよっこの自分。
終わりに
LOVOT超かわいい。