makow’s diary

日々、勉強したものをまとめていきます。

Scrum Inc. の認定スクラムマスター(LSM)になりました。

先日、認定スクラムマスター研修に参加してきました。

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LSMって?

  • Licensed Scrum Masterの略
  • Scrum Inc. が実施している、スクラムマスター向けの研修
  • 2日間の研修受講後、試験で一定以上の成績を修めることで、晴れて合格、認定スクラムマスターとなる
  • スクラム経験有無に関係なく、誰でも受講可能
  • 研修についてのページはこちら。

やったこと

2日間の研修は、実際にSprintで行う形式を想定し、
各Sprintの冒頭で計画し、最後にふりかえりを行う流れ。

研修のトレーナーは Joe Justice 氏と、 和田 圭介 氏。
Joeさんの講義は英語で進行するが、同時通訳が聞けるので学びに問題なし。

※研修のネタバレにならない程度に

1日目(Sprint1&2)

  • まず、6名1組でチームを作る
    • Scrum経験歴がバラバラに、かつ知らない人と
    • チーム名を決める
    • チーム内のロールも決める
    • 完成したチームで2日間を過ごす
  • 座学とワークショップ
  • スクラムマスターが置かれる状況のケーススタディ

2日目(Sprint3&4)

  • 座学とワークショップ
  • Q&Aで参加者の疑問をクリアにする

試験

  • 研修が終わって翌日、Webで受験する用のURLが送られてくる
  • 30個ある問題に4択で答えていくスタイル
  • 回答を送信すると合否がすぐに分かる
  • 合格すると、その場で認定証と名刺用のバッジがもらえる
  • 1回までやり直し可能、それ以降は1回につき一定の追試料が必要

しっかり、1発で合格。

その他

  • 昼食はお弁当が支給され、コーヒー・お菓子・お茶なども用意されていた
  • 休憩時間も研修のうち
    • チームメイトと沢山意見交換
    • チームランチ盛り上がった
  • 繋がり大事
    • 2日間をチームと一緒に過ごすだけではなく、1日目終了後に懇親会もあった
    • 名刺は必要(自分は連日の勉強会のおかげで手持ちが数枚しかなかった...)

感想

  • 改めてScrumの基礎知識を得ることができた
    • 自分が数年間、手探りで現場でやってきたScrum(と信じるやり方)と比較することで、自身のベースの再構築(UNLEARN)ができた
  • 1人で学ぶのではなくチームで、会場全体での学びを共有することがとても楽しかった
    • 参加者の中で自分はScrum経験長い方で、自分の拙い経験が共有に役立てたことも嬉しみ
  • 開発をアジャイルにしていくには、マインドセットアジャイルにする必要があることを再確認した
    • というかマインドがないとアジャイルは体現できない
    • チームも、管理職も、経営層も
  • スクラムマスターはチームを「幸せ」にする、という言葉が響いた

次にやること

  • 学びと気づきを現場に活かす
    • 資格はあくまで資格。一番大事なのは現場での経験を重ねること。
    • 得たものは大きい。一度に沢山は変えず、一つ一つ導入して確かめていく。
  • 自社にアウトプットする
    • 貴重な勉強の機会を与えてくれたことに感謝。
    • でも勉強しなきゃいけないのは現場だけじゃない。
    • 管理職・経営層、あなたたちも変わらないといかんのよと伝えたい。
  • 今回組んだチームの人たちに、改めて感謝したい。
    • 互いに連絡先交換したし、どこかで再会できるといいなぁ。