『Agile Japan 2019』、参加しました。
曲がりなりにもアジャイルな開発に携わる人間として、
一度は参加しなければいけない!と思っていたカンファレンス。
それが『Agile Japan』。
昨年は存在を知った時にはすでに申込期限切れで参加できず。
悔しい思いをして1年越し、
やっと参加することが叶いました!!
Agile Japanとは?
参加したセッションと学び
基調講演① マネージャー不在の洞窟コンセプト
GROOVE X 林 要 氏
- フラットな組織を作るとは、マネージャーはただ不在にさせるのではなく、従来マネージャーが担っていた機能を分散させる
- 組織はただフラットにするのではなく、船頭は1人に
- ラーニングアジリティを大事に
基調講演② アジリティネイティブを表現する ITマネージメント
SOMPOシステムズ株式会社 浦川 伸一 氏
※非公開のため割愛
DXを実現するためにユーザー企業とSI企業が取るべき3つのステップ
レバレジーズ株式会社/レバテック株式会社 森實 繁樹 氏
- DXとは「ビジネスとシステムが世界を変える」こと
- アジャイル=>価値を共有し、考え方の方針(原則)を設定し、具体的に現場で実践していく
- 開発を取り巻くステークホルダー全てをひっくるめて、全員が共創する世界を作るのは経営者
IT子会社に立ちはだかるKPIのかべ
リコーITソリューションズ株式会社 田端 聖也 氏
- アジャイルな開発を進めて行って壁にぶつかった時には「むきなおり」を
- 価値を届けるためには、役割を超える
今日からアジャイルで開発します!7年間続いたWF型自宅開発をAgileに転換
株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ 内田 済 氏
株式会社富士通ラーニングメディア 森近 佑次 氏
※非公開のため割愛
ちゃんとPoCやろうよ
KDDI 川上 誠司 氏
- PoCとは「ただ作るだけ」「単なる技術検証」のことではなく、価値を導き出すための手段
- インセプションデッキの1枚目(我々はなぜここにいるのか)にこだわる
- 計測できる指標が大事
省庁初のアジャイル開発プロジェクト担当者が官・民それぞれの立場で現場の裏側を語ります!
ANNAI Inc. 太田垣 恭子 氏
経済産業省 酒井 一樹 氏
※非公開のため割愛
アジャイル組織の立ち上げの失敗・苦労とその先に見る夢
ソフトバンク株式会社 伊藤 龍司 氏
ソフトバンク株式会社 堀内 琢矢 氏
- 安易(3か月に一度とか)にチーム拡張(分割、メンバー入れ替え)はしない。学習コストが高すぎる。
- 経験値がない、知識がないことの学習・検証は、スプリントゼロでの計画がカギ。必ずしも全部やる必要はないが、スケジューリングが肝。
感想
- DevLoveXに続いて2度目の大規模カンファレンス参加。
- 日々の業務の範囲に留まった世界では得られない、様々な企業・職種・生き方の方々と意見交換したことで、「自分は今どこにいるのか」「なぜここにいるのか」を改めて認識するいい機会となった。
- 今回のテーマ(ビジネスとITをつなぐ)から、参加したセッションの多くに、「DX」というワードがあった。
- 顧客と開発者が「共に創る」ことを真剣に考えて促せられる、そんなスクラムマスターになりたい、と思ったひよっこの自分。
終わりに
LOVOT超かわいい。